リフトイン工法
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概要
- 軽量・高強度・耐食性に優れたRCP管で老朽管路を蘇らせる画期的な更生工法。新開発の運搬システムにより、軌条不要で長距離運搬が可能となり、工期短縮とコスト削減を実現します。
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特徴
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- 自立管としての設計が可能
- カゴ型台車により芯出し作業が簡単
- 長距離搬送で立坑数を削減し、大幅な工期短縮
- 更生管の搬入がスムーズ
- 軌条レールや台車設置スペースが不要
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適用範囲
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- 適用口径:
- 円形 φ700〜2,600㎜
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- 運搬方法:
- バッテリーカー+カゴ型台車(短距離は人力搬送対応)
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- 施工可能延長:
- 最大 2,000m
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施工手順
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管搬入立杭の設置
管搬入用の立杭を据え、管の安定搬入と施工精度を確保します。
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管の吊降し
クレーンで更生管を吊り下ろし、既設管内へ安全かつ正確に設置します。
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運搬台車の引き込み
運搬台車に載せた管を所定位置まで搬送し、次工程に備えます。
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バッテリーカーを接続搬入
低重心バッテリーカーで管を安全かつ効率的に管路内へ搬入します。
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既設管内を運搬
既設管内で管を安定させながら搬送し、設置位置まで安全に運びます。
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内面接合
管の内面を正確に接合し、密着性と施工精度を確保します。
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エアーモルタル裏込め
管周囲にエアーモルタルを注入し、隙間を埋めて安定させます。
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完成
すべての施工工程が完了し、管路が安全・確実に設置されました。
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関連サイト
- リフトイン工法研究会